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2011.02.03.更新

これが他民族・多文化国家、カナダ

トロントの日系文化会館へ

お正月会が開かれると聞いて、トロントにある日系文化会館へ行ってきました。

こちらは40年以上に渡り、この地域に住む日系人の活動の場になっています。会館では、武道や茶道などの日本特有の習い事をはじめ、日系人主催のイベントなどが開かれ、日系人同士、あるいは日系人とカナダ人が日本文化を共有し、楽しむことができるようになっています。
トロントにある日系文化会館。この日はとっても寒かったです!
トロントにある日系文化会館。この日はとっても寒かったです!

お正月会は大賑わい

わが家では、カナダ生まれの子どもたちに日本のお正月を少しでも感じてもらいたくて、日系文化会館でのお正月会へ足を運びました。

会場では、福笑い、羽根突き、かるた、独楽まわし、獅子舞、餅つきなどの正統派お正月遊びから、けん玉、輪投げ、くじ引き、水ヨーヨー販売、絵はがき作り、指圧実演、カレー・トン汁・おにぎり・うどんの販売といった「夏祭り + 学園祭」的な出店まで、実にさまざま。日本にいればどれも特に目新しいものではありませんが、カナダでこれだけ準備するのはさぞ大変だっただろうと思います。日本人のお正月に対する並々ならぬ思いが感じられました。

実はカナダではクリスマスがビッグイベントで、その後のニューイヤーはおまけのようなもの。日本人の私には毎年物足りなかったのですが、今年はおかげさまで「これぞ日本の正月!」という晴れがましい気持ちを味わうことができました。
こんな神社まで用意! まるで学園祭のノリですね(笑)。
こんな神社まで用意! まるで学園祭のノリですね(笑)。
独楽まわしをめずらしそうに見つめる、カナダ生まれの子どもたち。
独楽まわしをめずらしそうに見つめる、カナダ生まれの子どもたち。

子どもたちに日本文化を継承する

獅子舞の迫力に子どもたちも大喜び。獅子がステージから降りて練り歩くと、「近くで見たい。でも、怖い!」と大騒ぎでした。
獅子舞の迫力に子どもたちも大喜び。獅子がステージから降りて練り歩くと、「近くで見たい。でも、怖い!」と大騒ぎでした。
日本で生まれ育った私には当たり前のお正月でも、カナダ生まれのわが子たちには未知の世界。当日はいろいろな遊びに参加して、とても楽しかったようです。

移民の多いカナダでは、親子で母国が違うことは決してめずらしくはありません。親はイタリア人、ロシア人、イギリス人、中国人、日本人・・・。でも、ここで生まれた子どもたちはカナダ人として、英語やフランス語を第1言語に育ちます。多くの親にとって、子どもたちへ自分の母語や文化を継承するのは大きな課題だと思いますが、これを成功させることができたら、カナダでは真の国際人を育てることが可能だと思います。


幼いころから、多言語・多文化が共存する中で大きくなるカナダの子どもたちは、自分と違うところのある相手を拒否するよりも、受け入れることを自然と身につけていくような気がします。わが子にも、ぜひ日本語と日本文化を受け継ぐカナダ人になってほしいと願います。



はっぴを着た日系人の姿も見えます。
はっぴを着た日系人の姿も見えます。
指圧実演ブース。案内は英語でした。
指圧実演ブース。案内は英語でした。
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